各種障害について
スポーツ障害と外傷
スポーツなどによる外傷で捻挫、挫傷、打撲などの急性疾患では、まず周辺の筋緊張を取り除き、テーピング療法を使い、安静と機能回復を図ります。
現在、当院には「空手」・「水泳」・「バスケット」など各スポーツによるケガで来院されている患者様がいます。
彼らのこれからの活動内容なども把握し、適切な治療を施した後も、よりよいパフォーマンスの為の相談も致します。
筋肉痛や肉離れについて
筋肉痛は、筋肉の働きと伸縮を原因として発生します。
筋肉は本来、収縮することで力を発揮し働く性質をもっています。
筋肉痛の痛みは、筋肉の炎症が原因の一つとなっています。
この炎症をアイシングなどで冷やして鎮めた後で、マッサージや入浴で温め血行を良くして治りを早めるのが筋肉痛の治療の基本と言えます。
肉離れが起こる原因は、脚の筋力にあると言えます。
肉離れが好発する足の筋肉である太ももや腓腹筋は、身体の全重量を支える為、強い筋力をもっています。
肉離れが起こったら、早急な対処をすることが、肉離れ治療の基本です。
また、ストレッチを行ない、筋肉を伸ばすことは禁止です。
安静、適正な角度での固定、「患部の冷却」という応急処置の鉄則を表しています。
関節の障害について
捻挫は、手首や足首などの関節に過度に強い力が掛ったり、関節が限界以上に捻られたり、曲げられたりしたことによって靱帯が損傷し発症します。
アイシングと安静以外は、捻挫の回復を遅らせます。
Rest(安静)は1~3週間。compression(圧迫)とElevation(挙上)は、循環障害を起こして後遺症の原因になる可能性があるので注意して下さい。
脱臼は、相手の選手とぶつかり合うような激しいスポーツに多く見受けられます。
特に相手の関節を攻撃の起点とする柔道は、脱臼との関係が深いと言えます。
柔道以外のスポーツでは、スキーやスノーボードやラグビーなど転倒により不意に大きな力が腕に加わるポーツに多く見られます。脱臼は、他者とのぶつかり合いだけでなく、自分の力によって発生することがあるので覚えておくべきと言えます。
腰・足のしびれなどの障害について
椎間板ヘルニアの患部となる椎骨は、背骨を形成している部品の一部であり、めったにヘルニアを発症しないようになっています。
しかし、老化などで骨や筋肉が弱くなると椎骨と椎骨の間にある組織が上半身の重さで潰されて、中にある椎間板が背中側にはみ出してしまい、椎間板ヘルニアを起こします。
椎間板ヘルニアは、自然治癒する場合が多く、保存療法で治療するケースが大半を占めています。
しかし、症状が重い場合は、外科手術などで治療する必要がある為、一概には言えないと言うのが現状です。
しかし、多くの場合周囲の筋肉、関節の牽引治療を行い、状態を安定させれば自然治癒していきます。特に重要なのは、ウォーキングや水泳など軽い運動を行なうことです。
脊柱管狭窄症は、大きく2つ分けると「先天性脊柱管狭窄症」と「後天性脊柱管狭窄」に分かれます。
「先天性脊柱管狭窄症」は、生まれつき脊柱管が狭く、脊柱管が正常より狭く成長したものが原因と言えます。
「後天性脊柱管狭窄」は、すべり症により脊柱管が狭くなったもので、椎間板ヘルニアなどによる合併狭窄、腰椎への手術などにより狭窄した外症によることが原因でもあります。
体全体を診て、原因をしっかりと把握してから治療致します。
慢性の腰痛の要因には、姿勢・体の歪み・体の使い方・運動不足・体重の増加などがあります。
しかし、脊柱管狭窄症の場合は、姿勢や体の歪みを見直し、腹筋を強化する運動療法などを主に行っていきます。
スポーツで起こる障害について
ジャンパー膝は、その名の通りジャンプ動作の多用を原因として発症します。
ジャンプ動作は、飛び上がった瞬間と着地した瞬間の二度にわたって膝に強い衝撃を与えます。飛び上がった瞬間は、自分の体重を持ち上げた分の衝撃がかかりますが、着地した瞬間は、自分の体重に重力を加えた衝撃が膝にかかります。
ジャンパー膝は、放置しておくと腱の断裂を招いたり、骨が前に凸出したりする為、出来るだけ早いうちに対処しておく必要があります。初期のジャンパー膝は、運動後のアイシングで痛みを沈め炎症を抑えるように心がけます。
ジャンパー膝の症状は、ジャンプ動作に伴って起こりますが、単に安静にするのは効果がありません。
治療と練習を並行的に行うことが重要です。
野球肩と野球肘は、投球時のオーバーヘッドスローイング動作が、原因となって起こるスポーツ障害と言えます。
野球は、スポ根ドラマの題材にされやすいように、 血のにじむような練習を積み重ねることを美徳としているスポーツという特徴があります。野球の指導者にしても投げ込んでコントロールを身に付けるなど、運動量の多い練習を好む人物が多いのも野球の特徴とも言えます。
野球肩や野球肘の治療は、投球練習の休止は、一般的ですが、過度の安静は回復を遅らせます。
痛みの強い動作は、避けて次第に正常に戻すことが重要です。
練習をさせながら治療を進めるには、集中的な治療が必要です。
短期間で痛みを減少させ、早期復帰は筋力低下を防ぐことになります。
また、投球フォームの改善を行うことは重要です。
テニス肘は、正式名称を上腕骨外側上顆炎と呼ばれ、肘より先の外側の筋肉を使いすぎた時に起こります。
その筋肉は、主に手首をそらす時に使われ、テニスで言うバックハンドの状態と同じ動作です。
その為、テニス選手に多いことからテニス肘と呼ばれています。
上腕骨外側上顆炎は、腕の筋肉がパンパンにはった状態で手首を動かすことにより起こるので、まずは腕の筋肉を緩め、肘部に起こった炎症を冷却により取ってあげる必要があります。
場合によっては運動時だけ、専用のサポーターをつけて作業をされる事をお勧めしますが、常時つけていると血行不良を起こすのでサポーターは最小限にして、こわばった腕を緩める治療をしましょう。
シンスプリントは、スネの内側下1/3か上1/3が好発部位で、膝から下の筋肉の緊張が原因で、その筋肉の付着部である。
所に引き剥がされようとする力が働いて、骨と筋肉が付着する場所(骨膜)に炎症が起こった状態のことです。
まずは、原因になる筋肉の緊張を取ることを第一に考え、早期回復のベースを作ります。
次に骨膜炎へのアイシングや物理療法を行ない、早期回復ができるようにします。
オスグットは、大腿部(ももの前側)にある、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の機能低下です。つまり、この筋肉が疲労で伸びにくくなってしまう(縮んでしまう)ことです。
成長痛(オスグット)になりやすい時期(小学校高学年~中学生くらい)の子供の骨には、骨端腺(こったんせん)という骨が成長していく部分が存在します。
通院の目安は、症状の状態にもよりますが約3~4回です。
また、期間は2~3週間くらいに通院していだければと思います。
数回の施術で良くなる場合が多いですが、再発させない為には、スポーツの練習は一週間程度休むのが理想です。
どうしても休めない場合は、練習をしながらの通院でも問題ありませんので、気になることはお気軽にご相談下さい。









































